プログラミングを使って算数に関する問題を解いていきます。
自分の手で計算したら簡単な問題も、プログラミングでは難しいこともあります。
実際に体感してみましょう。
問題
①ランダムな4ケタの整数を乱数を使って生成せよ
②生成した4ケタの整数の各ケタの数の輪を求めるプログラムを作成しよう
解説
以下の動画で解説しております。ぜひ問題に挑戦した後にご覧ください。
ポイント解説
ここでは、問題を解くうえでポイントとなる部分のみ解説します。詳しい解説は動画をご覧ください。
ポイント:各ケタの数の取り出し
この問題のポイントは各ケタの数を取り出すことです!それさえできればあとは足すだけですよね。
7531という4ケタの数字を例にケタの取り出しを考えてみましょう。
ケタの取り出しとは、この場合「7」「5」「3」「1」という数を求めることです。一見簡単ですが、やってみると結構難しいです。
ではまずは、7531から7を取り出してみましょう。
これは、7531を1000で割って、答えを切り捨てれば求めることができます。
(7531÷1000=7.531 切り捨てて 「7」)
ちょっと難しいのは次ですね、7531から5を取り出してみましょう。
先ほどと同じようにやると、75という数が出てきてしまいます。
(7531÷100=75.31 切り捨てて 「75」)
7が邪魔ですよね。例えば、531に対して、同様の計算をすれば5が求まることが分かります。
(531÷100=5.31 切り捨てて 「5」)
そこで、7531から531という数を作ってあげましょう。これは、1000で割った余りを求めればいいです。
(7531を1000で割った余りは531)
なので、この531に対して先ほどやったように、100で割って切り捨ててあげれば100の位を取り出せることが分かります。
この考え方でいけば、10の位、1の位も取り出すことができます。
詳しい解説は動画をご覧ください。