本記事の内容は、Unity初心者向けの内容となっています。
いらすとやのキャラクターを積み上げていくという
動物タワーバトル風のちょっとしたゲームを作ってみます。
実際にUnityを使ってみて、「楽しい」「なんかできそう」「もっと作ってみたい」と思ってもらえると嬉しいです。ぜひ一緒にやってみましょう。
動画の要点をこちらにまとめております。
詳しい部分がわからない場合は動画をご覧ください。
プロジェクトの作成
プロジェクトでは「2D」を選択しましょう。
任意のプロジェクト名を付けて、作成します。
イラストを読み込もう
使いたい画像をUnityのエディタにドラック&ドロップで読み込みます。
今回は4つのイラストを使っています。
読み込んだ画像をHierarchyにドロップすると、Sceneに画像が配置されます。
また、積み上げるための台となるオブジェクトも追加します。
Hierarchyウィンドウのプラスボタンを押して、
「2D Object」→「Sprites」→「Square」を選択します。
画面に四角形が配置されるので、台となるように形を変形しましょう。
配置した画像は、このままだと動かないので
重力に引っ張られて落ちてくるようにしましょう。
コンポーネントを追加する
Sceneに読み込んだ画像を選択した状態で、Inspector画面の右下にある
「Add Component」ボタンを押します。
この中から、「Rigidbody 2D」と「Porygon Collider」を探して追加します。
同様に、台を選択した状態で
「Rigidbody 2D」と「Box Collider」を探して追加します。
Rigidbodyを追加したオブジェクトは、重力などの力の影響を受けるようになります。
Colliderを追加したオブジェクトは、当たり判定が追加されます。
BoxColliderは四角形の当たり判定で、Porygon Colliderはオブジェクトに沿った当たり判定となります。
ここまで出来たら実行ボタンを押してみましょう。
イラストが落ちてきて、台の上に乗っかるようになりました。
他のイラストも追加しよう
今と同じ手順で、ほかのイラストもSceneに配置し
「Rigidbody 2D」と「Box Collider」を追加しましょう。
Hierarchyウィンドウに追加したイラストを、一度Projectウィンドウに
ドラック&ドロップしましょう。
こうすることで、Projectウィンドウの中にそれぞれのイラストのプレハブというものができます。
プレハブ化ができたら、Scene上のイラストは必要ないので削除しましょう。
プログラムを書こう
Projectのプラスボタンを押して、C#Scriptを選択しましょう。
プログラムファイルが作成されるので、名前を「GameManager」にします。
作成ができたら以下のようにプログラムしましょう
using System.Collections;
using System.Collections.Generic;
using UnityEngine;
public class GameManager : MonoBehaviour
{
public GameObject[] irasutotati;
Vector3 mousePosition;
// Update is called once per frame
void Update()
{
if (Input.GetMouseButtonDown(0))
{
mousePosition = Input.mousePosition;
mousePosition.z = 1.0f;
Instantiate(RandomObject(), Camera.main.ScreenToWorldPoint(mousePosition), Quaternion.identity);
}
}
GameObject RandomObject()
{
int number = Random.Range(0, irasutotati.Length);
return irasutotati[number];
}
}
プログラムの説明は、動画内で解説しております。
イラストが出現するようにしよう
GameManagerを選択しInspector画面にある、
「Irasutotati」というリストの中に、出現させたいイラストのプレハブを割り当てましょう。
ドラックアンドドロップで割り当てることができます。
これで完成となります。
動画では順を追って解説をしながらプログラムを作っているので
本記事だけで分からない部分があれば、参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。